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もしあなたが教員免許を持っていたなら、こうやって海外で働こう(幼稚園免許も可)

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世界にはたくさんの国があり、日本人がある程度いる国には、日本人学校があることが多いです。

と言っても、私のような海外で結婚して移住してしまった日本人の子供が対象というよりも、一般的に、日本に帰国する予定の子供が通います。日本の学校に行っても困ることのないよう、日本の教科書で日本から派遣された教員から指導を受けることができます。

 週末や平日の放課後に通って日本語を学習する学校は補習授業校と言います。(略称 補習校)

 

学費は、安くても月に500ドルほどからで、高いところは600ドルになるところもあります。

特に、児童生徒の親が働く企業の援助がない場合や、児童生徒の人数が少ないところは割高になります。入学金も学校によって異なりますが、1000ドルほど用意しておくといいです。

 

ここでは、私もこの手を知っていればこうやって海外に出た!ということを2つ紹介します。

  1. 海外子女教育振興財団を通して、海外の教員にチャレンジしてみる!(教員採用試験に合格していなくても、免許さえあればOK)
  2. 文部科学省の在外教育施設派遣教員に応募する

 

 

1.海外子女教育振興財団を検索してみましょう!

海外には教員の足りない日本人学校が多くあります。特に、アジアは進出している日系企業も多く、マンモス校がたくさんあります。

採用は、幼稚園から、高等部まで、その時の募集状況に応じて、様々です

。例えば、ドイツのデュッセルドルフ日本人学校やベルギーのブラッセル日本人学校、ブラジルのサンパウロ日本人学校など、ちょっとレアな場所にも行ける可能性があります。

ただし、短期間であることが多く、うまくいけば現地採用される可能性もあります。

 

やはり現地で募集をかけると、教員免許を持った日本人を探すのが大変なのです。例えば、私の住んでいる国でも日本人の知り合いは何人もいますが、教員免許を持っている日本人は私も含め3人、そのうち2人は美術です。美術だと教える幅が限られますね。大きな学校のある国に行くと、需要があると思いますが。

 

2.文部科学省を検索してみましょう!

国公私立の学校の教員の中から、各都道府県教育委員会が推薦する教員として、海外の日本人学校へ行く!

1番と違うのは、希望する国に行けるとは限らないことです。

例えば私の知っている人は、同じ県の推薦で一人はニューヨーク、一人はパラグアイへ派遣されていました。

 

2番の方法で行くと、待遇がとても良く、休みの度に海外から海外旅行へ行ける!または、お金を貯められる!ほどの手当が付き、国によってはプール付きの立派な家に住める!こともあります。

実際、そのような知り合いを見ました。

 

私は若い頃、それらの選択肢を知りませんでした。

特に、1番を知っていたら応募していたところです。

2番は教員採用試験に合格したあとの選択肢であり、ある程度の経験も求められます。人によっては1回合格、4回不合格の人も見たことがあります。県によって、狭き門なのか、広き門なのか異なりますし、県によっては1回だけ、2回行けるところもあるようです。

また、教員として1回、教頭として1回、校長として1回、シニアとして1回、それぞれ3年が派遣期間なので、うまくいけば12年は海外で生活できるかもしれません。

 

私は違う方法で海外へ飛び立った組なので、それはまた次回書きます。